切手が誰かの助けに繋がる「使用済み切手運動」

消印の押された使用済みの切手、コレクターでもない限り、普通、封筒と一緒に、ごみ箱に捨ててしまうことがほとんどだと思います。

でも、実はこの使用済み切手を途上国の人々の健康に役立てている「使用済み切手運動」という活動があるのはご存知でしょうか。

公益社団法人日本キリスト教海外医療協力会(JOCS)では、1964年から「使用済み切手運動」を始めました。

切手の他にも書き損じはがきや外国のコインを収集し、コレクターさんに売って換金し、アジアやアフリカの保健医療の改善(日本からの医療スタッフの派遣、奨学金制度による現地医療関係者の育成など)に役立てているのです。

 

例えば、使用済み切手は、約5000枚で1,900円相当となり、アフリカ・タンザニアで約1年分の看護学校の教科書代に充てることができるのです。

JOCSは、多くの個人切手収集家に換金を直接お願いしているので、通常の業者による買取よりも換金率がよいそうです。

2016年度だけでも、切手、書き損じはがき、外国コイン・紙幣などの収集・換金により、2,000万円の保医療分野の国際協力を実施することができました。

 

「使用済み切手運動」の参加方法

使用済み切手で協力を行いたい場合は、使用済み切手を切手のまわり5ミリから1センチくらいを残して切り取り、封筒に入れてJOCS宛てに郵送付します。

送料は自己負担ですが、これも協力の一部となります。

個人で集めて送る切手の数や量は限られるかもしれませんが、多くの人がこの切手運動を知り参加することで、協力の輪が広がっていくのです。